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2008年9月の5件の記事

2008年9月26日 (金)

彼岸の人

とてもいい詩に出会いました。

詩人の長田(おさだ)弘さんが書いたものです。

少し単語を変えたところもありますが、ご紹介します。

   彼岸の人

秋の日、あなたに会いにゆく。
あなたは、亡くなった人である。
どこにもいない人である。

どこにもいない人に会いにゆく。
きれいな水と、きれいな花を手にもって。

「どこにもいない?」
「違う」と亡くなった人は言う。
どこにもいないのではない。

どこへもゆかないのだ。
いつも、ここにいる。
歩くことはしなくなった。
歩くことをやめて、はじめて知ったことがある。
歩くことは、ここではない何処かへ、遠くへ、遠くへ、どんどんと
どこかへゆくことだ、とずっと思っていた。
そうではないということに気づいたのは、死んでからだった。

どこへもゆかないし、どんな遠くへもゆくことはない。

そうと知ったときに、自分の今いる、ここが自分のゆきついた、
いちばん遠い場所であることに気づいた。
この世からいちばん遠い場所が、
本当はこの世にいちばん近い場所だということに。

生きるとは、年をとるということだ。
死んだら年をとらないのだ。

10歳で死んだら今でも10歳のままだ。
病に苦しんで亡くなった母は、
死んでまた元気になった。

死ではなく、その人が自分のなかに遺していった確かな記憶を
私は信じる。

言葉って何だと思う?
けっして言葉にできない思いが、ここにあると指さすのが言葉だ。

話すこともなかった人とだって、語らうことができると知ったのも
死んでからだった。

秋の日、あなたに会いにゆく。
きれいな水と、きれいな花を手にもって。 

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2008年9月18日 (木)

男はやっぱり狩猟民族

本日のわが家の男性たちは、イカ釣りとアユの網にわかれてGOsign01

ちゃんと朝の仕事をしてからだから、凛々しいというか・・・叱る理由がない、というか。

イカ釣りは、朝から晩までsun

台風が来る前に急いで行ってくるとかなんとかtyphoon

アユは、網にたくさんかかって親戚や友達に配るくらいだった。

アユの塩焼きをたくさん食べることができた。

男はやっぱり狩猟民族だsign03

女は、だまって家で待っているsadimpact

「私の行きたい所、ぜ~んぶダメって言うのに・・・自分たちだけ・・・」

思っているけれど言わないのだ。

「気ィつけて行って来てね~」とだけ言う。

この次ってことがあるからね。

私の出かける時はド~ンと一発!だよ。

その時が楽しみ。

楽しみは後においておくのだ、ウッシッシ。

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2008年9月14日 (日)

事故にあったよりいいか!

まさか、ドロボーさんがいたとはショックsign03

1000円で1枚の抽選券のことである。

下一ケタならどうでもいいのだけれど、数千円の当たり券はラッキーとしかいえない。

4ケタの数字をあてなければならないのだ。

「配達の帰りに商品券とかえようっとcatface

私は、忘れないようにハンドルの前のガラス面にポンとおいた。

安い金額ではなかったので、住所と氏名を書くところもあった。

配達が済み、交換場に行ったら・・・無い!

私は、車の中を必死で探した。

けれど見つからなかったweepsweat01

運転席の窓が開いていたから、きっと手をのばして頂戴したのだろう。

その人は、自分のじゃない当たり券を交換するのが平気なのだろうか?

名前も書いてあるのに・・・もし、私を知っている係りの人で「どうして?」と聞かれたらどうするのだろう。

「頼まれて代わりに来ました」と言うのだろうか。

ショックはしばらく続いたが、いつものクセで「まあ、いいか」で終わった。

事故にあったよりいいさrvcar

無差別殺人にあったより比べものにならないほどいいしfuji

なんや~、いいことばかりでラッキー!ラッキー!

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2008年9月 7日 (日)

ちょっとだけ反省・大いに反省

わが家の野菜とお米を毎月のように買ってくださったお客さんがいた。

「いた」とは過去形である。

急に注文が来なくなった時があったのだ。

どうしたのだろうか?何かあったのだろうか?

といろいろと想像はしたものの、連絡もしないでそのうちに忙しくなって忘れてしまった。

先日、久しぶりに先方から連絡があった。

封書で書かれたお詫びのことばだった。

お米は、安くするから買って欲しいと頼まれたこと。

野菜は、お父さんが町内会長をするようになったら食べきれない程もらえること。

教育費などの経済的な問題もあって、注文をしなかったこと等が書いてあった。

最後に決定的なこと・・・背に腹は代えられぬ・・・と締めくくられていた。

私は、返事を出さなければいけないと思い、何日も机の上に置いていた。

一日、二日と延ばし延ばしになり、ついに連絡しないままになった。

今さら書くのも気恥ずかしくなり、今日に至っているわけだ。

何があっても返事は出すべきだった。

今までのお礼もしないで、こんな終わり方はないよな~と反省している。

もうすぐ新米がとれる。

お金に糸目をつけない、美味しいものを食べたいから。

私は、この人のことを忘れたことがない。

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2008年9月 3日 (水)

言葉ひとつで・・・

今日はめちゃくちゃ忙しかった。

配達をしている先で、野菜の追加配達の電話が入ったりした。

家と町中とを何度往復したかわからない。

あるスーパーのわが家のコーナーで、懐かしい女先生に出会った。

中学生のころから始まって、子供が通う小学校の教頭先生までのお付き合いだった。

その間、PTAで大変お世話になった。

私は、家の野菜の売れ具合を見るために来た。

先生は、わが家の野菜を買うために立ち止まったらしい。

「まあ!久しぶりねえ。あなた、いい顔しているわあ。健康な証拠よ!」

いい顔している・・・そんなはずはないのだが。

忙しくて、疲れ果てた顔をしていたと思う。

でも、先生のひと言で疲れも吹っ飛んだsign03

「どうしたの、疲れた顔して」というより「いい顔しているね」のほうが、100倍ものパワーがもらえる。

あらためて、教育者とは何か?を考えた。

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